TikTokで収益化する方法5選!収益化の条件と1再生あたりの単価も紹介

TikTok_収益化の方法

2023年8月からTikTokが「Creativity Program Beta」という収益化プログラムを開始しました。このプログラムはYouTubeと同様に再生回数に対する報酬が受け取れるもので、TikTokで活動するクリエイターがTikTokの動画投稿を通して収益を立てられる時代になりました。

この記事ではこの「Creativity Program Beta」を使って収益を上げる方法をお伝えします。収益化への条件や1再生あたり何円稼げるのか、どれくらいで収益化できるのかを紹介いたします。

また、他にも収益をあげる方法はありますので、それぞれの収益化の方法の紹介とどんな人が向いているのか、自分はTikTokでどの方法で収益をあげればいいのかがわかるように解説します。

  • TikTokの再生回数で収益を上げたい
  • 収益化の条件を知りたい
  • いくら稼げるのか知りたい
  • アカウント開設してどれくらいで収益化できるのか知りたい

上記のような悩みをもつ方は最後までご覧ください。

この記事は、合計1億回再生以上のTikTokコンサル実績があり、TikTokに特化したスクール運営を行ってきたバズキャンパスがわかりやすく解説します。

目次

TikTok収益化の方法5選

①再生回数に対する報酬

TikTokでは2023年8月から再生回数に対して報酬を支払う「Creativity Program Beta」というプログラムが開始されました。こちらはYouTubeの収益構造と同様にTikTokの動画が1再生されるたびに報酬が入る仕組みになっています。TikTokはファンや動画の質を向上させると、YouTubeやInstagramよりバズりやすく、再生数が伸びやすい媒体でもあるので、クリエイターの貴重な収益源になりました。

「Creativity Program Beta」をしっかりと理解してTikTokを使ったクリエイティブ活動でしっかりと収益をあげられるようになりましょう!

TikTok収益化プログラム「Creativity Program Beta」とはに進む

②ライブ配信の投げ銭

次にTikTokアプリ内で収益化できる部分としては「TikTok LIVE」が挙げられます。TikTok LIVEとはTikTokのアプリ内でできるライブ配信機能で、他のライブ配信同様に投げ銭機能があり、視聴者はアプリに課金しギフトとして投げます。そのギフトの一部が収益としてクリエイターに還元される仕組みです。

TikTok LIVEの他のアプリとの違いは圧倒的なユーザー数になります。他のライブ配信アプリはライブ配信機能のみでリリースされているため、使用するユーザーは限定されます。それに対してTikTokはSNSとしての多くのユーザー数を抱えており、通常のショート動画視聴とライブ配信が融合しています。普段ライブ配信を見ない潜在層を多く抱えており、ファンをしっかりと獲得できれば他のアプリより多くの投げ銭をもらうことが期待できると言えます。

TikTok LIVEが向いている人

ズバリ、投げ銭への「罪悪感を感じない人」です。

ライブ配信はうまくマッチすれば多くの収益をあげられますが、人を選ぶと言われています。投げ銭は視聴者から見える形で直接お金を投げてもらうので、「他人から吸い上げてる」「搾取している」という感覚を感じることもあります。そういった方はギフトを受け取ることに強く罪悪感を感じてしまうため、ライブ配信自体が億劫になってしまい、続かないと言われています。

ライブ配信は継続してファンを作らないと高い収益は望めないので、頻度高く行うことが重要です。ギフトをもらって罪悪感を感じないという方はスキマ時間を使ってライブ配信を行い、コツコツファンを増やして稼げるようになりましょう。

③サブスクリプション

次にTikTokのプログラムで収益化できる部分としては「LIVEサブスクリプション」が挙げられます。こちらは②に付随する方法ですが、TikTokにはLIVE配信のサブスクリプション(定期購入)機能があります。

サブスクリプションとは、ファンが毎月定額課金をしてクリエイターのLIVEサブスクリプションに加入できる機能で、端的にいうとクリエイターの「ファンクラブ」になりますサブスクの強みは安定した収入が手に入るところにあり、ファン数が多くなれば、なるほど収入がつみあがるようになります。

この機能では、サブスクに参加すると、サブスク加入者限定の様々な特典が受けられるようになります。現状サブスクで設定できる特典は以下になります

  • バッジ
  • エモート
  • 限定LIVE
  • 限定動画
  • 限定チャット
  • 限定ギフト
  • オリジナル特典

これらの特典を受けたいファンを増やしてサブスクに登録してもらうことで、サブスク報酬×登録者数だけ毎月定期的に報酬をうけとることができます。

サブスクに向いている人

まず大前提としてライブ配信を行うことが前提の機能となっていますので、定期的にライブ配信ができる方になります。

また、サブスク登録をして定期的にお金を払うファンというのはかなりコアなファンになります。アカウントの設計や投稿内容がその人らしい投稿であったり、人となりがわかり応援したくなるものである必要があります。

ファンを作ることに強みを感じている方は、サブスクで安定した収入を得ることをおすすめします。

④企業からのPR案件

TikTokで再生数が取れるようになると、企業からのPR案件を受けることもできるようになります。PR案件というと化粧品や美容グッズのイメージが強いかもしれませんが、現在では飲食店や旅行、家電、日用品、イベントなど幅広い業界がインフルエンサーのPRに力を入れています。企業が求めているのは認知拡大とそのインフルエンサーの影響力による購買促進です。

1万フォロワー前後のTikTokerを起用する案件もありますが、10万フォロワーを超えると案件数が大幅に増加します。

現在のTikTokerのPR案件の単価は、1動画の投稿でフォロワー単価0.5円〜3円程度となっています。50万人のフォロワーがいた場合、1回の案件で25万円〜150万円程度稼ぐことが可能です。サラリーマンの初任給が20万円程度と考えると1回動画を投稿するだけで1月の給料以上もらえるのは魅力的ですよね。

ただ、PR案件を受けるためにはある程度のフォロワーと安定した再生数が必要ですので、自らのアカウントを伸ばし続けることが大切です。

PR案件の依頼が多いTikTokerの特徴は以下になります

  • ダンスしてるだけじゃなく、独自のコンテンツを発信している
  • 商品の訴求も可能な言葉を使ったフォーマットである
  • 平均再生数が高い
  • 動画のインプレッション率が高い
  • 大きな炎上をしたことがない
  • 下ネタや下品なコンテンツを扱っていない

今後PR案件でインフルエンサーとして生計を立てていきたい方は上記項目を意識してアカウントの設計や扱うジャンルを選ぶと良いと思います。

⑤外部リンクを活用

TikTokのプロフィール欄にはURLを貼ることができ、その外部リンク機能を活用してマネタイズすることもできます。

一番に思いつくものとして、他のSNSに誘導してYouTubeなどの再生回数などの広告収入で稼ぐという方法です。最近ではTikTok発でYouTubeを開設し成功しているTikTokerも多くいます。認知が取りやすいTiktokと収益化しやすいYouTubeの双方の良いところを活かすことで、収益を生み出すことができます。

また、TikTokのプロフィールへの訪問者数が多いアカウントであれば、そのURLで商品ページに遷移させて商品を購入してもらうことで、アフィリエイト広告の収入を得ることも可能です。自らのブランドを立ち上げてそれを外部リンク経由で販売するインフルエンサーなども多くいます。

最近では自らのビジネスが先にあり、そのビジネスを成功させるために、認知拡大を狙ったマーケティングを目的としてTikTokを始める人も多くいます。そういった方はリンクから自らのサービスページに遷移させ集客することは必須かと思います。

しかし、全員が外部リンクを貼れるというわけではなく、リンクを貼るためには条件があります。特にフォロワー数が1000人以上という条件は必須になりますので、フォロワーを伸ばすことはどのマネタイズでも必要ということですね。

TikTokという1つのプラットフォームに留まらず、広く活動ができる方はリンクを最大限に活用してマネタイズすることもお勧めします。

TikTok収益化プログラム「Creativity Program Beta」とは

Creativity Program BetaとはTikTokが2023年8月に開始した、再生数に応じて報酬がもらえる収益化プログラムです。ブラジル、フランス、韓国、米国は日本に先駆けて収益化が開始していました。日本でもついにTikTokの動画投稿で収益化することができるようになりました。

現時点は制限も多く全ての動画で収益化できるというわけではありません。収益が発生する動画は以下の条件が必要です。

  • 動画が1分以上であること
  • オリジナルコンテンツであること
  • コミュニティガイドラインを遵守していること

また、対象となるクリエイターにも制限があり、全てのユーザーが再生数で収益がもらえるわけではありません。次の章ではその条件を紹介します

収益化の条件は?フォロワー数は何人から収益化できる?に進む

収益化の条件は?フォロワー数は何人から収益化できる?

ここではTikTokのCreativity Program Betaに参加できるクリエイターの条件と条件達成の確認方法をお伝えします。

条件① フォロワー数

TikTokの収益化プログラム「Creativity Program Beta」に参加に必要なフォロワー数は、現在「1万フォロワー」です。※2023年12月現在

最初の難関としてフォロワー数を稼ぐ必要があります。1万人と聞くと大変だと感じる方も、難しいと感じる方もいるかと思います。この記事の最後の章では1万人フォロワー達成に向けてやるべきことをまとめていますのでご一読ください。

最短でフォロワー1万人達成する方法に進む

条件② 直近30日の総再生数

TikTokの収益化プログラム「Creativity Program Beta」に参加に必要な直近30日の総再生数は10万再生です。30日間で10万再生というと、毎日投稿であれば1動画3400回前後、2日に1回投稿であれば6700再生程度を平均して取る必要があります。フォロワー1万人を超える頃には自分の鉄板企画ができて再生も安定してくるかと思いますので、あまり難しい条件ではないように思えます。

条件③ 18歳以上である

TikTokの収益化プログラム「Creativity Program Beta」に参加に必要な年齢は18歳です。アカウントの年齢設定が18歳以上である必要があるので、適当に年齢設定し18歳以下になっていないかをしっかり確認して登録してください。※年齢は後から変更できないので気をつけてください。

条件④ コミュニティガイドラインを遵守しているアカウント

収益化プログラム「Creativity Program Beta」に参加に必要な条件としてコミュニティガイドラインを遵守していることも必要です。過去にアカウントを凍結されると登録できない可能性がありますので、過激な内容や反社会的な投稿は控え、コミュニティガイドラインを意識したクリエイティブ作成を行ってください。

TikTok | コミュニティガイドライン

条件⑤ 動画投稿を継続されている方

こちらは②の条件にもつながるのですが、過去の活動は加味されず、直近30日間の投稿の再生数で判断されますので、直近で投稿をしていない方は、登録の際にトータルで10万再生以上の動画を投稿してから登録してください。

公表されている公式の文章は以下になります。

TikTok news |「TikTok、クリエイターがクリエイティブなオリジナル動画を通して報酬を得られる新たな収益化プログラム「Creativity Program Beta」を公開!」より抜粋

「Creativity Program Beta」の参加対象となるクリエイターは18歳以上で、フォロワー数と動画視聴数における要件を満たし、コミュニティガイドラインを遵守し、クリエイティブな動画投稿を継続されている方です。

また、TikTokでは、コミュニティの安全安心を最優先に考えており、ユーザーがクリエイティビティと表現力を発揮できる安全で快適な環境を維持するための取組みを続けています。TikTokのすべてのコンテンツと同様に、「Creativity Program Beta」の対象動画は、当社のコミュニティガイドライン(https://www.tiktok.com/community-guidelines/ja-jp/)を遵守していただく必要があります。

条件達成の確認方法

各条件が達成されているかを確認する方法はアプリ内のクリエイターツールから行います。

以下の手順に従って確認してください。

  • プロフィールの右上の「≡」ハンバーガーメニューをクリック
  • 画面下に出てくるタブの「クリエイターツール」をクリック
  • 収益化の欄の「Creativity Program Beta」をクリック
  • すると画像のような画面が出てきて、未達成の条件はグレーアウトになります

どれくらい稼げる?1再生あたりの単価を紹介

収益化の方法は理解いただいたかと思いますが、TikTok Creativity Program Betaで1再生あたりどれくらいもらえるのか気になっているのではないでしょうか。

結論から言うと、1再生あたり「0.02~0.08円」もらえます。

ただし、一点注意なのが、この1再生の動画に該当するのは「おすすめ欄から再生された動画」であることと「5秒以上再生された動画」である必要があります。つまり、TikTokのアプリ内で表示される再生数の全てが収益対象ではないことを頭に入れておきましょう。

この数値を聞いて高いと感じる方も安いと感じる方もいると思うのでわかりやすい例で計算してみます。

例3日に一回投稿で1動画平均10万再生出しているアカウントがあったとします。また各動画の5秒後の残存率を60%でおすすめ欄が95%と仮定するとその月の収益は以下のように計算できます。

10本(動画数) x 10万(再生数) x 0.95(おすすめ欄率) x 0.6%(残存率) x 0.02円 = 11400円

1万フォロワーを最短で達成する方法

外部リンクを貼るための条件である「10000フォロワー」を達成するのは、難しいことではありません。

動画をバズらせてフォロワーを増やす

バズキャンパスの生徒では平均して1ヶ月で10000フォロワーを突破します。TikTokの平均的なフォロー率はいいねの1/10と言われています。つまり、合計で100000いいねをもらえることを目指して、ショート動画コンテンツを投稿し続けましょう。

バズキャンパスでバズり方を学ぶ

TikTok広告を使ってフォロワーを増やす

TikTok広告を使って簡単にフォロワーを増やすこともできます。広告のキャンペーンの目的をフォロー獲得を目的とした「コミュニティインタラクション」を設定しSparkAds設定で配信をするとフォロワーを獲得することができます。

ただ、動画のコンテンツの質が獲得単価に大きく左右されますので、広告とはいえどんな動画でもフォロワーが獲得できるわけではないことを覚えておきましょう。

フォロワーを獲得できる動画の特徴は以下の3つです

  • いいね率が高い
  • コメント率が高い
  • フル視聴率が高い

フォロワーを獲得するためにまずは通常投稿で良いクリエイティブを見つけ、その良いクリエイティブをフォロワー獲得目的の広告で大量に出稿することで、安い時には20円前後で獲得することができます。

フォロワーを購入する(非推奨)

現在SNS業界ではフォロワーを購入することが可能となっております。メリットとしては、安価に瞬時にフォロワーが手に入ることです。逆に、デメリットとしてフォロワーの質が落ちることが挙げられます。購入したフォロワーはアカウント運用や広告で獲得したフォロワーよりも圧倒的に質が悪く、「視聴をしてくれない」「いいねやコメントのアクションをしてくれない」「購買意欲がない」といったフォロワーです。そういったユーザーが増えると動画を投稿した時の視聴データが集まりずらくなり、バズりにくくなるといったデメリットも考えられます。

購入をする際は慎重に検討して決めていただくと良いと思います。

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