TikTokを使用することによる危険性とは?5つの危険性と安全策を解説!

TikTok 危険性

今回の記事では、巷で噂される「TikTokが危険」という情報に関して徹底解説していきます。他のSNSと比較してTIkTokは何が危険なのか、TikTokを利用することのリスクについて紹介します。また、そのリスクをどのように対策して回避すれば良いかもリストにまとめていますので是非ご確認ください。TikTokは現在では世間的に認知が広がってきたものの、比較的新しいSNSということで、TikTokの危険性に疑問を持っている方もいらっしゃると思います。

  • TikTokを使ってみたいけれど、危険性が不安
  • 具体的に何が危険なのか知りたい。
  • TikTokを安全に利用する方法を知りたい。
  • 他のSNSとは何が違うのか知りたい。

上記のような悩みを持っている方は、是非最後までご覧ください!

この記事は、合計1億回再生以上のTikTokコンサル実績があり、TikTokに特化したスクール運営を行ってきたバズキャンパスがわかりやすく解説します。

目次

TikTokを利用することは危険か

結論:TikTokの危険性はゼロではない

TikTokを利用することの危険性は完全には否定できません。TikTokが危険という話が広がった背景に運営会社が中国企業であることが挙げられます。また、TikTokに限った話ではありませんが、SNS自体に潜むプライバシー侵害や誹謗中傷、犯罪目的のアプローチなどのリスクもあるため危険性がないとは言い切れません。以下から危険な理由を網羅的に紹介します。

危険と言われる理由

結論から言うと、個人情報(ユーザーデータ)中国政府への流出が懸念されているからです。TikTokは中国企業であるByteDance(バイトダンス)社が運営しており、中国では、要請されればTikTokユーザーの個人情報を中国当局に渡すことが「国家情報法」という法律で義務づけられているため、個人情報が流出する恐れがあるからです。

中国の国家情報法とは

また、TikTokを使った「情報操作」が行われる可能性もあります。

この点を警戒するアメリカでは、2020年にトランプ元大統領がアメリカでのTikTok利用禁止令を出しました。バイデン大統領が禁止令を撤回したため現在は使用できますが、このようなことからTikTokの安全性を疑問視して規制をかけている国家もあるのです。

例えば、インドではTikTokを含めた中国製のアプリが禁止されています。その他にも、2023年に入ってからはベルギー、イギリス、カナダで政府支給端末や政府関連端末での同アプリの利用が禁止されています。

もっとも、日本ではアメリカなど諸外国ほどTikTokへの規制は進んでいません。とはいえ、TikTokの利用に危険性はないとは言えないので、以下に示す危険性や安全に利用する方法を参考にした上で、ご自身の判断で利用してみてください。

TikTokを利用することによる危険性5選


ここからは、TikTokを利用することによって起こる可能性のあるその他の問題を紹介していきます。しかし、これらはすべてのSNSに該当するものであり、「TikTokだから危ない」、「TikTokは危険だ」ということを示しているわけではないので安心してください。今回は、問題とともに対処法も紹介してるので、ぜひご覧ください。

危険性①:誹謗中傷や炎上

TikTokの投稿を行うと露出量が増え、結果としてアンチコメントや誹謗中傷が来ることがあります。過去には誹謗中傷によって精神的に追い込まれたインフルエンサーもおり、炎上や誹謗中傷は深刻な社会問題となっています。皆さんがTikTokを使う際、その問題は他人事ではなくなります。TikTokではコメントのフィルターや制限などで対処することが可能です。※コメントのフィルター機能の使用方法に進む。炎上や誹謗中傷はこういった機能を活用し未然に防ぐことが重要となります。

また、機能を使わず誹謗中傷の被害を受けた方は警視庁のインターネット上の誹謗中傷等への対応を参考に冷静な対応を心がけてください。また、TikTokのサポートセンターでは悪質なユーザーの報告も受け付けていますので、そちらまで報告することもお忘れなく。

警視庁 | インターネット上の誹謗中傷等への対応

TikTok悪質なユーザーの報告方法

TikTok上でのユーザーの通報手段は以下の3ステップで行うことができます。

  1. ユーザーのプロフィールに移動します
  2. 画面右上の3点リーダーをタップします。
  3. 報告する」を選択し、表示される手順に沿って操作。

危険性②:詐欺などの犯罪に巻き込まれる

TikTokには中高生などの未成年利用者も多く、それに便乗して詐欺を目論む悪質なユーザーも残念ながら存在します。DM等から少しでも怪しいと思われる文章が送られてきたら必ず無視をするようにしましょう。また、未成年の方や未成年のお子さんを持つ親御さんはペアレンタルコントロールという使用制限機能もありますので、そちらを設定することをお勧めします。

DMでのやり取りで、この内容がきたら要注意!という気を付けるチェック項目をお伝えします。

お金に関すること

個人情報に関すること

会う約束などのアポイント

危険性③:個人情報の特定・流出

全てのSNSで言えることですが、TikTok上に一度載せた動画は完全に消すことはできません。投稿した時点で不特定多数の人が見ており、知らぬ間に拡散されていたり、転載されている可能性があるためです。そのため、動画を投稿する際には、個人情報が特定されるようなものが写っていないか入念にチェックしましょう。

個人情報が特定される例としては、家で撮影をした場合、窓から見える風景から住所が特定されてしまうことや、瞳に映ったものから居場所を特定されてしまうことすらあげられます。また、ユーザー名に名前や誕生日などの個人情報を入れてしまうことで、流出する可能性もあります。有名なTikTokerやYoutuberが実名を名乗らないのは、そういった問題を防止するためでもあるのです。

また、一般人でも顔出し投稿をしている人が多く、出会い系として利用している人も少なからずいます。中にはコメント欄やDMでしつこく付きまとってくる人も存在し、エスカレートするとネットストーカーや現実世界での不審者になってしまう恐れがあります。

もしそうなってしまった場合はすぐにユーザーをブロックし、運営に通報してください。それでも行為が収まらない場合は、迷わず家族や友人、警察や弁護士など第三者に相談をして助けを求めましょう。

危険性④:動画の悪用・転用

TikTokは機能として動画を簡単にダウンロードしたり、勝手にアップロードが可能となっています。インフルエンサーの過去の動画を悪意のある編集をしてアップロードしたり、他のアカウントの女性の動画を勝手に集めたアカウントが存在したりとリテラシーが低いのもTikTokの特徴の一つです。

また、近年ではデジタルタトゥーというワードが話題になったように、TikTokでも一度投稿した動画は他SNSや外部サイトに転載されるなどして完全に消し去ることは難しいとされています。
過去の動画をきっかけに、進学や就職、結婚に影響が及ぶこともあると言われていますので、投稿する動画の内容は今一度確認し、完全に消えないことを念頭に置いて投稿するようにしましょう。

完全に防げないとしても悪意のある転用を防ぐ方法として、ダウンロード機能をOFFに設定することが可能です。以下手順を参考に設定してください。※注意点として、こちらの方法はTikTok公式アプリからのダウンロードを防止する機能であり、外部サイトなどを使用するとダウンロードが可能なため、ダウンロードを完全に防げる訳ではないことをご理解ください。

  1. アカウントページを表示
  2. 右上の「≡」のハンバーガーメニューをクリック
  3. 設定とプライバシーをクリック
  4. プライバシーをクリック
  5. アクティビティ内の「ダウンロード」をクリック

危険性⑤:ユーザー情報の中国への流出

この記事の冒頭にもお伝えしたとおり、TikTokは親会社が中国企業であることから、ユーザー情報を中国政府に提出される可能性があります。ただ、「国家情報法」という法律では、政府が提出を依頼した場合に中国企業はデータベースを提出する義務があるという内容で、常に中国政府に情報が渡っている訳ではないことは理解しましょう。また、アメリカのTikTok使用禁止をうけ、アメリカユーザーのデータを保管するサーバーの管理を強化するプロジェクトテキサスというものも進行しており、こちらの懸念も徐々に薄まりつつあるのではないでしょうか。

プロジェクトテキサス

現在のTikTokから抽出されるであろう情報は以下の通りです。

  • 生年月日
  • 性別
  • アカウント名
  • メールアドレスなど登録時に使用した連絡先
  • 紐付いているSNSアカウント
  • 視聴行動データ
  • 広告購買データ
  • 使用地域のGPS情報

上記情報は他のサービス等でも一般的に入力する情報ですので、即時に悪用される可能性は低いと思われますが、上記情報が中国政府に受け渡されることを認識して使用すると良いでしょう。

TikTokのリスクを回避する対策方法5選

対策①:非公開アカウント設定

非公開アカウントに設定すると承認したユーザーのみが、フォロー投稿動画の閲覧ライブ配信の閲覧自己紹介文の閲覧いいねフォローしているリストフォロワーのリストを閲覧できます。つまり、アカウント名とアイコン以外は情報を与えないという状態にできるということです。

知り合いや友達の範囲で投稿を楽しみたい方はこちらの非公開アカウント設定でプライバシーを守りながら行うと良いでしょう。また、動画を視聴することに関して、公開非公開の差はありませんので、TikTokを見るだけという方は非公開設定を行うことをお勧めします

しかし、非公開アカウントのデメリットはフォロワー以外には動画は届かないため投稿しても絶対にバズらないことが挙げられます。インフルエンサーを目指す方、バズりたいと思っている方は難しい設定です。

非公開アカウントの設定方法

非公開アカウントの設定方法は以下の4ステップになります

  1. プロフィール画面の右上のハンバーガーメニューをクリック
  2. 設定とプライバシーをクリック
  3. プライバシーをクリック
  4. 非公開アカウントをONにする

対策②:コメントフィルターとコメント制限

炎上や誹謗中傷のトラブルの原因のほとんどはコメント欄をきっかけに起こります。SNSのコメントでは悪意のあるコメントが印象に残りやすく、そのコメントをきっかけに同じ思想や考えを持つ人が加わり、炎上や誹謗中傷が加速していきます。炎上や誹謗中傷のきっかけを作ってしまうと、消化が難しくなりますので、未然に防ぐという意識が大切です。炎上や誹謗中傷対策としてTikTokでは「コメントフィルター機能」やプライバシー設定からの「コメント制限」というものが実装されています。

  • コメントフィルター機能
  • プライバシー設定のコメント制限

コメントフィルターとは

コメントフィルターとは、下ネタや誹謗中傷などの特定のキーワードを含む、不快なコメントなどを自動的に非表示にすることができる機能です。今まではコメントの削除を手動で行うことが必要で、炎上の抑制には多くの手間と労力が必要でした。この機能を使うことで、炎上のきっかけとなるコメントを自動で非表示にしてくれるため、炎上予防効果が見込めます。

コメントフィルターの設定方法

コメントフィルターの設定方法は以下の5ステップになります

  1. コメントフィルターを変更する動画を表示
  2. コメントを開く
  3. コメント欄右上の設定ボタンをクリック
  4. 選択されたコメントタイプをフィルター
  5. フィルターしたコメントタイプをONにする

プライバシー設定のコメント制限とは

プライバシー設定のコメント制限とは、自分のアカウントが投稿した動画へ他社がコメントすることを制限する機能です。フィルターとは違いONかOFFという極端な設定しかできませんが、炎上や誹謗中傷に極度の不安感がある方は是非こちらの設定をONにして、コメント欄を使わないTikTokの運用を試みてみるのも良いかもしれません。

プライバシー設定のコメント制限の設定方法

コメントフィルターの設定方法は以下の5ステップで設定できます。

  1. プロフィール画面の右上のハンバーガーメニューをクリック
  2. 設定とプライバシーをクリック
  3. プライバシーをクリック
  4. アクティビティのコメントをクリック
  5. フィルターやコメントのOFFなどを選択

対策③:ダイレクトメッセージの設定

個人間のプライベートなトラブルや詐欺などの犯罪のアプローチはDM(ダイレクトメッセージ)を使って行われることが多いです。コメントと違い他者を巻き込むようなインパクトはないものの、1対1のコミュニケーションという近い関係性が生まれるのがDMの特徴です。

基本的にTikTokはDMが来た際「メッセージリクエスト」という形で通知が届き、やり取りをするかどうか選ぶことができるようになっています。しかし、メッセージなどは読めるため、犯罪などに巻き込まれたくないなどの心配があるのであればダイレクトメッセージの設定を見直しましょう。

ダイレクトメッセージの設定方法

ダイレクトメッセージの設定方法は以下の5ステップになります

  1. プロフィール画面の右上のハンバーガーメニューをクリック
  2. 設定とプライバシーをクリック
  3. プライバシーをクリック
  4. アクティビティのメッセージをクリック
  5. 「許可しない」や「友達」などを選択

対策④:視聴のみで投稿しない

こちらは極論になりますが、投稿を行わず、「見るだけ」のTikTokの使用であればリスクはとても低くなります。個人情報の流出やそれに伴うストーカーなどのトラブルは基本的に動画投稿の情報を元に行われます。TikTokなどのSNSの動画コンテンツには多くの情報が含まれており、住所や通っている学校、よく使う駅などが特定された事例もあります。

ですので、そういったトラブルに巻き込まれないためには、「情報を与えない」というのが最も効果的です。リスクを極力下げたいという方は動画投稿をしないでみるだけで楽しむという選択肢を取ると良いでしょう。

対策⑤:ペアレンタルコントロール機能を活用

現在TikTokでは13歳未満のユーザーの使用を禁止しています。しかし、13歳以上だとしても、正しいネットリテラシーを持って使用できるとは限りません。そこで、お子さんを持つ親御さん向けに、子供の安全を守る設定方法をお伝えします。TikTokにはペアレンタルコントロール設定というものが存在しており、親御さんが子供達のアクションを制限できるようになっております。

ペアレントコントロールで変更できる項目は以下になります

  • 1日の視聴時間を制限
  • 視聴時間や回数を確認
  • プッシュ通知をミュートにする
  • 動画をキーワードでフィルターする
  • ふさわしくないコンテンツの非表示
  • 検索機能のON、OFF
  • 公開、非公開設定
  • 他のユーザーのおすすめ欄に表示するかどうか
  • ダイレクトメッセージのON、OFF
  • 「いいね」した動画をの公開設定
  • コメントのON、OFF

ペアレンタルコントロールの設定方法

ペアレンタルコントロールの設定への行き方は以下になります。

  1. プロフィール画面の右上のハンバーガーメニューをクリック
  2. 設定とプライバシーをクリック
  3. プライバシーをクリック
  4. アクティビティのコンテンツとディスプレイのペアレンタルコントロールをクリック
  5. 「続ける」をクリックし設定を進める

まとめ

今回の記事では、TIkTokにおける危険性についてまとめて紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。比較的新しいSNSということで、注目している方々も増えてきていると思いますが、一度こういった危険性を確認した上で、慎重に楽しく、扱ってみてください。

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